こんにちは、ニューヨーク予備校講師の齋藤です。
4都府県では3回目の緊急事態宣言が発令されまだまだ油断を許さない状況が続いております。
しかしながらこのような状況下でも受験日は刻一刻と近づいてきています。
今回のブログでは慶應義塾ニューヨーク学院の受験内容<英語>についてお話しさせていただきます。
英語の試験形式
学院の英語の試験では文法の問題に加えて長文読解が出題されます。
従来までの英語の試験では論文形式のエッセイが出題されていたのですが、近年では内容がガラリと変わり非常に日本の英語の試験に近しい形になりました。
そのため、インターナショナルスクールに通われている人は特別対策が必要ということはないと思われますが、日本の私立や公立の学校に通われている方はより日本式の文法や読解力を伸ばす勉強が必要となります。
問題数は全部で文法セクション20問、読解セクション10問の30問となっており、それぞれのセクションで30分ずつの計60分の試験となっています。
試験内容
試験の内容としては中学校で学ぶレベルの文法の問題に加えて英検準二級〜二級ほどのレベルの長文読解が出題されます。
詳しく説明すると、問題の出題のされ方は以下のようなものとなります。
例題:
文法セクション
1. ( )の中に適切な形で単語を入れなさい。(単語の指定はなし)
2. Hearを( )の中に適切な形に直して入れなさい。
読解セクション
1. 以下の長文を読み、文章中の言葉を使って以下の問いに答えよ。
対策の方法
対策として、日本の学校に通われている生徒は入念な文法と長文読解の精読を通しての学習が必要となります。
文法に関しては学校の教科書を復習するとともにTOEICやTOEFL Jr.などの文法の問題が含まれている参考書を使って練習することをお勧めします。
長文読解に関しては英検準二級から二級の過去問を使用しての学習をすることで十分に対策することができるでしょう。
インターナショナルスクールに通われている方は前述した通り特段対策をする必要がありませんが、心配な方は文法の練習を行い解答の精度をあげることに努めましょう。
ニューヨーク予備校では、英語の対策に英検、TOEFLや過去の模擬試験など様々な教材を用いて万全の準備をしていきます。
加えて、本番の試験を模倣して作成した本校オリジナルのそっくり模試を受験することで限りなく合格に近づくことができるでしょう。
今回は慶應義塾ニューヨーク学院における英語の試験についてお話しさせていただきました。
学院の試験は満遍なく全ての範囲が広く出されるため、合格のためには全ての範囲を網羅しておくことが鍵となります。
次回は他教科の受験形態や内容について話させていただきたいと思います。
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