【学びを“分かち合う”文化】慶應義塾ニューヨーク学院のピアチューター制度とは?
こんにちは!ニューヨーク予備校の竹川です。
今回は、慶應義塾ニューヨーク学院の学びの中でもとてもユニークで、**生徒同士が互いに支え合う仕組み「ピアチューター制度」**についてご紹介します!
授業が英語で行われる環境に不安を感じている方や、入学後のサポート体制が気になる方には、ぜひ知っておいていただきたい制度です。
🧑🏫 ピアチューター制度とは?
ピアチューター制度は、慶應義塾の創設者・福澤諭吉先生の教え**「半学半教」**に基づいて始まった、生徒によるボランティア型の学習サポート制度です。
簡単に言えば、生徒が生徒に教える仕組み。特に、上級生が下級生や同級生をサポートしながら、お互いに学び合っていくのが特徴です。
なんと、この制度には20年以上の歴史があり、慶應義塾ニューヨーク学院の文化の一つとして大切にされています。
📱 サポートの受け方はとても簡単!
学校内のいたるところに設置されたQRコードを読み取ると、ピアチューターへの学習サポート依頼フォームにアクセスできます。
「授業でついていけない」「宿題でわからないところがある」
そんな時は、いつでも気軽に申し込むことができて、自分に合ったチューターが対応してくれます。
試験前には、同じ教科に希望が集中することも多く、補習のような集団サポートが行われることも!特に新入生や英語での授業に慣れていない生徒にとって、大きな安心材料になっています。
💡 福澤諭吉の「半学半教」とは?
「半学半教」という言葉は、教える側・学ぶ側が明確に分かれているのではなく、互いに学び合い、教え合いながら成長していくことの大切さを表しています。
教えることで学びが深まり、学ぶことで視野が広がる――その両方を大切にしているのが、慶應義塾ニューヨーク学院のピアチューター制度です。
出典:https://www.keio.ac.jp/ja/about/history/encyclopedia/16.html
🌱 ピアチューターになるには?
ピアチューターとして活動できるのは、11年生と12年生の上級生のみ。
以下の条件をクリアすることで、チューターとしての活動が認められます:
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10年生までの学業成績
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担任の先生や寮監などからの推薦状
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カウンセラー部門による選考審査
これらを通過すると、正式にピアチューターとして登録され、後輩たちの学びを支える役割を担うことになります。責任も大きいですが、その分やりがいも感じられる経験です。
✨ 最後に
慶應義塾ニューヨーク学院では、「一人でがんばる」だけではなく、仲間と助け合いながら学びを深めていく文化が根付いています。
ピアチューター制度は、その象徴ともいえる仕組み。
初めての環境で不安を感じることもあるかもしれませんが、サポートを求められる体制がしっかり整っていることを知ってもらえたら嬉しいです。
次回のブログでは、また別の角度から慶應義塾ニューヨーク学院のリアルな学校生活をお届けします!お楽しみに📘✨
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