“学び合う文化”を体現!慶應ニューヨーク学院のピアチューター制度とは?

みなさんこんにちは!NY予備校の竹川です。

今回は、慶應義塾ニューヨーク学院の特徴的なボランティア制度「ピアチューター」についてご紹介します!
生徒同士が教え合い、学び合うこの制度は、福澤諭吉先生の精神を今に引き継ぐ、大切な取り組みです。


● ピアチューターって何?

ピアチューター制度とは、生徒同士が互いに学びを支え合う、学院独自のボランティア活動です。

この制度の背景には、福澤諭吉先生の掲げた「半学半教(はんがくはんきょう)」という教育理念があります。

半学半教とは?
「教える人」と「学ぶ人」が一方的な関係ではなく、お互いに学び合い、教え合うことでともに成長するという考え方です。

ニューヨーク学院ではこの理念に基づいて、20年以上にわたりピアチューター制度が実施されており、生徒主体の学びの象徴となっています。


● どんなふうに利用するの?

学校生活の中で、「この科目ちょっと難しい…」「宿題が分からない…」と感じたときに役立つのがこの制度です。

校内に設置されているQRコードから簡単に申し込みができ、

  • 英語での授業に慣れていない人

  • 特定の教科に不安がある人

  • 試験前にまとめて確認したい人

など、個々のニーズに応じてピアチューターの先輩がサポートしてくれます。

試験前の週末などには、複数名での補習授業形式で行われることもあり、多くの生徒が活用しています!


● ピアチューターになるには?

ピアチューターになれるのは、11年生・12年生(シニア)の生徒です。

以下の条件を満たすことで、審査に応募することができます。

  1. 10年生までの成績が良好であること

  2. 先生または寮監の推薦状があること

これらを提出すると、カウンセラーデパートメントによる審査が行われ、合格すれば晴れてピアチューターとして活動ができます!


● ピアチューター制度の魅力とは?

この制度は、教えてもらう側だけでなく、教える側の生徒にとっても学びの機会になります。

  • 説明することで理解が深まる

  • 相手に合わせて教える力が身につく

  • 自信や責任感が育つ

など、まさに「半学半教」の精神そのもの。
ピアチューターは、学力だけでなく人間力も成長できる素晴らしい制度です。


● まとめ

今回は、慶應義塾ニューヨーク学院のピアチューター制度についてご紹介しました。

教えること、教わることの両方から学べる環境があるのは、NY学院ならでは。
これから入学される方も、ぜひこの制度を活用して、充実した学びの時間を過ごしてみてください!


次回のブログもどうぞお楽しみに!


ご希望があれば、ピアチューター制度の体験談や申請のコツなども別記事でご紹介できますので、お気軽にご相談ください!

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