みなさんこんにちは!NY予備校の竹川です!

今回は慶應義塾ニューヨーク学院の卒業生が進学した学部の内訳にフォーカスして、進路の全体像を紹介する。

※重要
本ページのデータは2022年度卒業時点の情報。今後変更される可能性がある。

大学進学の基本

慶應義塾ニューヨーク学院は慶應義塾大学の付属校。一般入試とは異なり、卒業年度に一度だけ学院長からの学内推薦を受けるチャンスがある。多くの生徒が慶應義塾大学へ進学するが、アメリカ大などへの出願支援も用意されており、目標に合わせた進路選択が可能だ。
注意点として、大学入学を1年遅らせるようなギャップ期間を取る場合は、この学内推薦の対象外になる。

慶應義塾大学進学のシステム

学内推薦はポイント制で合計150点。主な配点は次の通り。

  • Academic Record 合計110点
    10学年25点
    11学年35点
    12学年50点

  • TOEFL & SMP Speech 合計15点
    TOEFL 13点上限
    SMPスピーチ 1から2点加点

  • Non Academic Record 合計25点
    Attendance 11学年5点 12学年5点
    Extra Curricular Activities 15点

各項目の合算で合計点が高い順に、志望学部への推薦が割り当てられる。

学部決定の流れと例

志望学部ごとに定員上限があり、上限に達した時点で次順位の志望学部へ順次回る。

A 130点 第1 医学部
B 99点 第1 理工学部
C 100点 第1 法学部 法律学科
D 95点 第1 医学部 第2 経済学部A
E 103点 第1 医学部

点数順に並べると A E C B D。
結果
A 医学部
E 医学部
C 法学部 法律学科
B 理工学部
D 経済学部A
ポイント順で機械的に決まるため、本当に行きたい学部を第1から第3希望まで正直に記入するのが鉄則だ。

直近3年の学部別進学実績

2019から2020 2020から2021 2021から2022
文学部 9 10 4
経済学部 18 22 22
法学部 法律学科 10 10 10
法学部 政治学科 10 10 10
商学部 15 15 15
医学部 2 2 2
理工学部 6 4 5
総合政策学部 14 12 15
環境情報学部 14 6 5
看護医療学部 1 2 1
薬学部 0 1 0

現在、各学部の上限人数は公表されていない。年度により配分は変動し得る点に留意してほしい。

宿題が合格力を底上げする理由

春のAO入試まで残り約3か月。塾での学習に加え、家庭学習が成否を分ける。月例模試と組み合わせると効果が最大化する。

1 学習継続力の育成
毎日の宿題が学習の習慣化を促す。継続の貯金が直前期の伸びにつながる。

2 学力の定着化
授業内容を当日内復習する事で忘却を防ぎ、定着率が上がる。

3 理解度の可視化
宿題の正誤や所要時間を記録すると、弱点単元が明確になる。講師側も個別最適化しやすい。

4 自主性と自律性の向上
計画から実行まで自分で回す経験が、時間管理やタスク分解の力を育てる。

5 学習の深化
授業で触れ切れない背景知識や応用問題に触れる機会となり、理解が立体化する。

NY予備校では、進学カウンセリングや英語エッセイ、月例模試の活用法まで一人ひとりに合わせて支援している。興味があればフォームから気軽に相談してほしい。

いかがでしたか。

今回は慶應義塾ニューヨーク学院卒業生の進学学部についてご紹介しました。ニューヨーク予備校では大学進学に関するカウンセリングも行っています。ぜひお気軽にお問い合わせください。

次回のブログもお楽しみに!

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