英語エッセイの構成と書き方

こんにちは!塾長の山口です!
最近、急に寒くなってきましたね。受験生の皆さんは、体調をしっかり整えながら受験勉強に努めていきましょう!
慶應ニューヨーク学院の入試において、最大の難関は英語エッセイです。また、英語エッセイは日本語小論文と構成が異なります。今回は英語エッセイの書き方についてご説明させていただきます。

英語小論文は、日本語小論文と同じく以下の三つのパートに分かれています。
①序論 Introduction
②本論 Body Paragraph
③結論 Conclusion

まず始めに①序論について説明します。英語エッセイの序論は、三文で構成されます。
①HOOK(フック)
読者を文章に引き込ませる要素を含めた一文を書きます。まず始めに設問から『キーワード』を探し出します。その『キーワード』が人間(第三者)にとって、何か考えてください。
それは重要なのか?必要なのか?沢山あるものなのか?等。
例)If you could be a teacher for a day, What would you teach and why?
『キーワード』→『Teacher』『Teaching』

②FILLING(フィリング)
設問から探し出した『キーワード』が人間(第三者)にとって、どのような働きをする存在なのかを考えてください。人間との相互関係をイメージする感じです。人間は、『キーワード』から何を得るのか、『キーワード』は人間に何を与えるのか。

③THESIS(シーシス)
設問に対する自分の答えを書きます。設問の文章を使って回答してください。
例)I would like to teach English, Mathematics and Social studies if I could be a teacher for a day.
(注)HOOK とFILLINGでは、I, WE, YOUは使用禁止。

次に②本論についてご説明します。英語エッセイの本論は、具体例を含めながら論理的に意見を述べることが重要です。また英語エッセイの本論は、3段落書くべきであり、6文以上で構成されます。
①Firstly(主張)
②Because(理由)
③For example(具体例&説明)
④Moreover(補足)
⑤If(もしも仮に自分の主張する意見がなかった場合に生じる問題)
⑥Therefore(主張)

最後に③結論についてご説明させていただきます。英語エッセイの結論は、序論と構成は変わりませんが、構成が逆になります。

①THESIS(具体的)
設問に対する自分の答えを再度書きます。
設問の文章を使って回答してください。
始まり方は、In conclusion, 〜〜〜〜〜となります。
例) In conclusion, I would like to teach English, Mathematics and Social studies if I could be a teacher for a day.

②FILLING(フィリング)
設問から探し出した『キーワード』が人間(第三者)にとって、どのような存在であるのかを考えてください。人間との相互関係をイメージする感じです。人間は、『キーワード』から何を得るのか、『キーワード』は人間に何を与えるのか考えてください。
(注)Introductionとは違うFILLINGを書きましょう!

③HOOK(抽象的)
Introductionで見つけ出した『キーワード』とは、結局、人間(第三者)にとって、どのようなものなのかを一言で書く。『キーワード』に対する自分の最終的な意見を、書いてもよい。
(注)Introductionとは違うHOOKを書きましょう!

(注)HOOK とFILLINGでは、I, WE, YOUは使用禁止。

小論文では、自分独自の文章を書くことを意識してください。設問に対して、筆者の意見を読者に理解してもらうことがとても重要です。

ニューヨーク予備校では、英語エッセイの添削を含め受験に関する対策を全て行っております。心配なことや不安なことも多いと思いますが、一緒に頑張っていきましょう!

ニューヨーク予備校 塾長 山口慶高

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