こんにちは、ニューヨーク予備校講師の眞下です。
先週の土曜日から翌週の日曜日にかけて、2022年度秋AO入試が行われました。
その入試問題の中に、前年にはなかった英語エッセイが追加された模様です。
そこで、今回のブログでは知っておきたい!英語エッセイの書き方【序論編】を紹介していきたいと思います。
序論とは、エッセイ全体の方向を定める重要な役目を果たしています。
これから紹介する序論の書き方を参考にすることで、
エッセイをスムーズに展開できるようにしていきましょう!
構成
慶應義塾ニューヨーク学院の入試対策として、英語エッセイ序論の構成は
2. Filling
3. Thesis
で書いていきましょう。
では、それぞれがどのような役目を果たしているのかを見ていきましょう!
Hook
Hookとは、⾃分のエッセイを読んでもらうように読者を引っ掛ける部分のことを指します。
多くのエッセイでは、Hookとして読者が共感できる⼀般論が述べられています。
例えば:
というお題に対して
と言ったように誰もが共感できる視点から始めることで、読者を惹きつけることができます。
しかし、Hookとして扱う一般論をすぐに思いつくのはとても難しいのです!
そこでおすすめなのは、広いジャンルに適応できるHookを事前にいくつか用意することです。
例えば:
・The invention of 〇〇 was a major turning point in the history of disability …(〇〇の発明は歴史上のターニングポイントである)
・Throughout my life, I have experienced…(私は人生の中で〇〇を経験してきた)
・〇〇 plays an important role in our lives(〇〇は私たちの生活において大きな役割を果たしている)
などのテンプレートをジャンルによって使い分けることで書く時間を削減できるでしょう!
Filling
次に、FillingとはHookで述べた抽象的な一般論をより具体化するところです。
読者を惹きつける一般論と自分の主張をつなぐ架け橋のようなイメージで書くと良いでしょう。
例えば、先ほどのHookに新しいFillingを付け加えると
のようになります。
上記のFillingのように、Hookで述べた一般論をより具体的にすることで,
自分の主張に繋げやすくすることを意識しましょう!
Thesis
最後に、Thesisとは与えられた問題⽂に対する自分の主張を述べるところです。
Agree/Disagreeのお題では
のように自分の立場を明確にしたり、
先ほどの
のような考えを聞かれている場合には
のように自分の考えや答えを述べるといいでしょう。
ただ、Thesisの中には主張の具体的な説明は不要なので注意しましょう!
この構成を意識すると
に対して
のような洗練された序論を簡単に書くことができます。
このHookからThesisにかけて文章が具体化する流れをぜひ覚えてみてください!
いかがでしたでしょうか。
今回は英語エッセイの書き方【序論編】ついて話させていただきました。
今後も、慶應義塾ニューヨーク学院の受験をするにあたって役に立つ勉強内容や方法についてさらにご紹介していきたいと思います。
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