【進路と学びのリアル】慶應義塾ニューヨーク学院の進学先と“宿題”の意外なチカラ
こんにちは!ニューヨーク予備校の竹川です。
今回は、慶應義塾ニューヨーク学院を卒業した先輩たちの進学実績をもとに、どんな学部に進む生徒が多いのかをご紹介したいと思います。
さらに後半では、受験期に差がつく“宿題”についても深掘りしていきます。
進路選びと日々の学び、どちらも大切にしたい方はぜひ最後まで読んでみてください!
🎓 慶應義塾ニューヨーク学院卒業後の進学先って?
慶應義塾ニューヨーク学院は、慶應義塾大学の附属校であるため、一般入試ではなく推薦制度に基づいて大学進学が可能です(※卒業年度に限る)。
ただし、推薦を受けられるのは卒業後すぐの4月入学のみ。1年留学やギャップイヤーで入学を遅らせると、推薦資格は失われるので注意が必要です。
🔍 進学先で特に人気の学部は?
過去3年間の進学実績を見てみると、以下のようになっています。
学部名 | 2019-2020 | 2020-2021 | 2021-2022 |
---|---|---|---|
文学部 | 9人 | 10人 | 4人 |
経済学部 | 18人 | 22人 | 22人 |
法学部(法律) | 10人 | 10人 | 10人 |
法学部(政治) | 10人 | 10人 | 10人 |
商学部 | 15人 | 15人 | 15人 |
医学部 | 2人 | 2人 | 2人 |
理工学部 | 6人 | 4人 | 5人 |
総合政策学部 | 14人 | 12人 | 15人 |
環境情報学部 | 14人 | 6人 | 5人 |
看護医療学部 | 1人 | 2人 | 1人 |
薬学部 | 0人 | 1人 | 0人 |
📌 特に人気が高いのは経済学部・商学部・法学部・総合政策学部あたり。
安定した進学者数が続いています。
📝 推薦システムってどうなってるの?
推薦学部の決定には、以下のような**ポイント制度(最大150点満点)**が使われます。
✅ Academic Record(学業)
-
10年生 GPA:25点
-
11年生 GPA:35点
-
12年生 GPA:50点
-
TOEFL + SMPスピーチ:最大15点(13+2)
✅ Non-Academic Record(課外活動・出席)
-
出席率:各学年5点ずつ
-
クラブ活動・生徒会等:最大15点
これらの合計で推薦順位が決まり、希望者の多い学部はポイント上位の生徒から順に決定されていきます。
「行きたい学部を書く」だけでなく、日々の積み重ねが推薦の行方を左右するのです!
🧠 ここからが本題:宿題の“本当の意味”を知ってますか?
さて、進学に直結するこの「ポイント制」ですが、実は日々の授業や課外活動に加えて、“宿題”も間接的に大きく関係していることをご存じでしょうか?
宿題は、単なる“作業”じゃない。
ここからは、その理由を5つの視点でご紹介します。
1. 学習の継続力を育てる
宿題は「コツコツ学ぶ力=継続力」を育てます。
継続力は、受験はもちろん将来のあらゆる場面で活かされる、一生モノのスキルです。
2. 学んだ内容の定着
授業でインプットした情報を、宿題でアウトプットすることで記憶が強化され、理解も深まります。
3. 理解度を“見える化”できる
提出された宿題を見れば、「どこがわからなかったのか」がはっきりします。
これは生徒にとっても、教える側にとっても重要な情報源です。
4. 自主性・自律性の育成
宿題に取り組むことは、自分で時間を管理し、責任をもって行動する力につながります。
5. 新たな発見や興味を深める
授業では扱わなかった部分を宿題で補うことで、自分の興味関心が広がったり、学習の深掘りができることも。
🎯 まとめ
慶應義塾ニューヨーク学院の進学制度は、**「日々の学びがそのまま進路につながる」**システム。
だからこそ、授業も課題も、そして宿題も一つひとつを大切に取り組むことが未来の選択肢を広げてくれます。
次回のブログでは、推薦を受けるためにやっておきたい学習プランや、留学や併願受験を視野に入れた進路選択のヒントもご紹介予定です!
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