慶應義塾ニューヨーク学院の卒業生がどの学部に進学しているのか

みなさんこんにちは!
NY予備校です。

今回は、慶應義塾ニューヨーク学院の卒業生がどの学部に進学しているのかに注目して、進路の特徴や推薦制度について紹介します。
これから出願を考えている方、将来の進路をイメージしたい方はぜひ参考にしてください。


【目次】
・慶應義塾大学への進学システム
・推薦ポイントの仕組み
・学部ごとの進学実績
・学習習慣の大切さ


【慶應義塾大学への進学システム】

慶應義塾ニューヨーク学院は、慶應義塾大学の海外附属校です。
そのため、一般入試を受けることなく、独自の「推薦ポイント制度」に基づいて卒業年度に一度だけ、学院長から慶應義塾大学への推薦を受けることができます。

ただし、大学入学を1年延期して留学やワーキングホリデーに行く場合は、この推薦の対象外となります。

毎年、約9割の生徒が慶應義塾大学に進学しており、残りの生徒はアメリカをはじめとする海外大学への進学を選ぶこともあります。
学院では国内外どちらの進路にも対応できるよう、進学指導が充実しています。


【推薦ポイントの仕組み】

推薦の際に重要となるのが、以下のような「推薦ポイント(合計150点)」です。

区分 内容 配点
Academic Record 10年生:25点 / 11年生:35点 / 12年生:50点 110点
TOEFL & SMP Speech TOEFL(最大13点)+SMPスピーチ(最大2点) 15点
Non-Academic Record 出席状況(各学年最大5点)+課外活動(最大15点) 25点

合計:150点満点

  • Academic Record(成績):各学年のGPAに応じて換算。

  • TOEFL & SMP Speech:TOEFLスコアを換算し、SMP(Saturday Morning Program)での発表が高評価の場合、追加ポイントを獲得。

  • Non-Academic Record:出席率の高さや、生徒会・ハウスキャプテンなどの活動実績が評価対象になります。

これらの合計点によって順位が決まり、上位の生徒から志望学部への推薦枠が割り当てられます。
希望する学部の定員が埋まってしまった場合は、第二・第三希望の学部へと順次回される仕組みです。

👉 つまり、「どの学部をどの順番で希望するか」がとても重要になります。


【直近3年間の学部別進学実績(2019〜2022年度)】

学部 2019-2020 2020-2021 2021-2022
文学部 9 10 4
経済学部 18 22 22
法学部・法律学科 10 10 10
法学部・政治学科 10 10 10
商学部 15 15 15
医学部 2 2 2
理工学部 6 4 5
総合政策学部(SFC) 14 12 15
環境情報学部(SFC) 14 6 5
看護医療学部 1 2 1
薬学部 0 1 0

※各学部の推薦枠(上限人数)は公表されていません。

この表からも分かるように、経済学部やSFC(総合政策・環境情報)への進学が特に人気です。
また、医学部や理工学部を希望する生徒も毎年一定数おり、文理問わず幅広い進路が選ばれています。


【学習習慣の大切さ】

AO入試や推薦制度を突破するには、日々の積み重ねが何より大切です。
特に「家庭学習」は、授業で得た知識を自分の力として定着させるための鍵になります。

  1. 継続力の育成
     毎日の学習習慣が、将来にも役立つ「継続する力」を育てます。

  2. 学力の定着
     授業の内容を宿題で復習することで、理解度が格段に上がります。

  3. 理解度の把握
     宿題を通して自分の得意・不得意を明確にし、効率的な対策が可能になります。

  4. 自主性・自律性の向上
     計画を立てて学習に取り組む姿勢が、時間管理能力を高めます。

  5. 学習の深化
     宿題は復習だけでなく、新しい発見や思考の広がりにもつながります。


いかがでしたか。

今回は、慶應義塾ニューヨーク学院の進学システムと学部別実績について紹介しました。
NY予備校では、大学進学に向けたカウンセリングや個別学習サポートも行っています。

慶應大学進学を目指す方、また海外大学進学を検討している方も、ぜひお気軽にご相談ください。

次回のブログもお楽しみに!

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