こんにちは！講師の櫻井です。
今回は、私が在学中に取り組んだ5000字レポートついてご紹介します。

慶應義塾ニューヨーク学院には多くのユニークな先生がいて、
授業には色濃く先生の特色がにじみ出ます。
この「5000字レポート」というのはそのうちの一つです。

5000字レポートの驚きの内容

実はこの「5000字レポート」では、質問や題材、形式は何も定められていません。
とにかく自分の興味のあることについて研究し、論理的に文章を書くことが課題でした。

ちなみに、私は「なぜヒトラーがドイツ国民を魅了したのか」について研究しました。
もちろん、ここまで堅苦しい題材でない人も多くいました。
例えば、自分の好きな料理について研究している人もいれば、サッカーの戦術とその歴史について研究している人もいました。

大変だったこと

この課題で大変だったことは２つあります
１つ目は、5000字もの文量を書くことのできる題材を見つけることでした。
相当な文量が必要なので、自分がそれだけ興味を持ち、
研究したいと思える題材に出会えなければいけません。

２つ目は、研究のために参考資料をたくさん集めなくてはいけなったことです。
この課題では、書籍を参考文献として用いなければいけなかったので、キーワード検索をすれば良いだけのインターネット文献とは大違いでした。

今でも役立っている学び、私がこの授業で得たものは２つあります。

１つ目は、論理的に文章を書く力です。
5000字もの字数を書いていれば、話が脱線してしまう可能性は大いにあります。
そうならないように、初めから構成を決めて、どのような文献が必要なのかも考えてレポートを書きました。
これは現在、私が大学で論文を書くときに非常に役立っています。

２つ目は、参考文献の探し方です。
大学で書く論文には書籍の参考文献が必須の場合が多いです。
しかし、私はほとんどの情報をテレビやインターネットで得るタイプの人間だったので、あの時に練習しておいてよかったなと最近になってひしひしと感じます。

いかがでしたでしょうか。
慶應義塾ニューヨーク学院には、他にも役立つ、ユニークな授業が多くあります。
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