皆さん、こんにちは!
講師の櫻井です。

つい先日、10月の月例模試が実施されました。
多くの受験生が苦戦する数学では、60分で20問を解く必要があります。
つまり、1問あたり3分しか時間がかけられないことになりますが、慶應義塾ニューヨーク学院の試験は文章問題がほとんどなので、計算問題などはさらに短く終わらせる必要があります。
そのため、工夫を凝らせば時間をかけずに解ける計算問題が多いのです。

そこで今回のブログでは、過去の月例模試で出題された数学の計算問題とその解き方を紹介します。

問題

解き方

4つのかっこの中身を文字で置き換える

(a+b+c)=A
(-a+b+c)=B
(a+b-c)=C
(a-b+c)=D

これを式に直すと、

因数分解する

さて、勘の鋭い方はお気づきでしょうか。
もし気づいていない方は次のようにかっこをつけるとわかりやすいでしょう。

そうです。これは因数分解でよくある形です。
となるので、残りは置き換えていた↓を代入します。
(a+b+c)=A
(-a+b+c)=B
(a+b-c)=C
(a-b+c)=D

いかがでしたか。
もしも難しい計算問題があったら、何か工夫が施せないか探してみてください!

ニューヨーク予備校
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