皆さん、こんにちは!
慶應ニューヨーク予備校講師の松岡です。
2022年度秋AOの一次合格発表もあと1週間半に迫ってきましたね。受験生の皆さんは二次試験の準備進んでいますでしょうか?
さて、今回のブログでは昨年から一新された、慶應義塾ニューヨーク学院のハウス制度についてご紹介していきます。
学院では昨年度から前学院長であるタウンゼント氏の影響で学院がガラッと変わりました。
その中でも特に、生徒に大きな影響を与えたのがハウス制度の導入です。
その学院の変換期に、実際に学院にいた僕が学院のハウス制度の実態についてお話ししていきたいと思います!
*今年度からは学院長が新しくSFCから土屋学院長代行が就任されましたが、ハウス制度自体に今のところ変更はなく、継続とのことです。
新しい学院長について詳しくはこちら、https://www.keio.edu/japanese/about-us/board-of-trustees
各寮の名称変更
ハウス制度導入によりまず変更があったのは寮の名称です。
従来の慶應義塾ニューヨーク学院ではもともと男女合わせて7つのハウスがありました。
男子棟:A棟、B棟、F棟、G棟
女子棟:C棟、D棟、E棟
これらがハウス制度導入後、棟という呼び名が廃止となり”ハウス”という名称になりました。
そして、男女合わせて6つのハウスに生まれ変わりました。
男子:Kハウス、Eハウス、Iハウス、
女子:Nハウス、Oハウス、Yハウスへと名称が変更されました。
特に大きな変更は棟の数が一つ減ったことによりF棟だった場所が今ではアイソレーション(隔離室)として使われているところです。
クラス制度の廃止
学院に生徒にとって最も大きな変更点はクラス制度の廃止でした。
もともと慶應ニューヨーク学院では、9,10,11,12、全ての学年で一般的な高校と同じようにクラスがありました。
しかし、ハウス制度導入後クラスというものは存在しなくなってしまいました。
現在の学院では、ホームルームはハウスごとに受けます。
一方、クラスに関しては授業ごとにランダムで男女比率が同じ比率になるように振り分けられます。(レベル分けがある教科に関してはレベルごとに合わせて授業を受けます。)
こちらもハウスごとに分かれて体育祭では点数を競い合います。
しかし、ここでポイントなのは体育祭などのイベントなどでは男子のハウスと女子のハウス一つづつが組み合わさり、3チームを作るということです。
例:K&Nハウスでチーム1、E&Oでチーム2、I&Eでチーム3
このようにクラスがなくなったことに全てのイベントでハウスが関連してくるようになりました!
新ハウス制のメリット
ではこのハウス制度のメリットはどこにあるのか?
新ハウス制度のメリットはハウス間に今まで以上の絆が生まれるということです。
新ハウス制度では生徒は3年間または4年間同じハウスで生活することとなるので、同じハウスに住む同級生、先輩、後輩とこれまで以上の絆が生まれるということです。
さらには、新ハウス制度になってからは全学年が均等にハウスに在籍するため、今まではあまり関われなかった、先輩、後輩などともイベントなどを通して関わることができます!
新ハウス制のデメリット
新ハウス制度のデメリットは他のハウスとの交流が少なくなってしまうということです。
今までは住むハウスが違っても、クラスなどで同じになることで他のハウスとも交流ができていましたが、その機会が少なくなってしまったのです。
しかし、その対策としてハウス合同イベントや、ご飯の時間は学年ごとに分けるなど様々な工夫が施されているので問題はないです。
もう一つの問題点は新鮮さがなくなるということです。
従来は、毎年行われる棟発表により来年自分がどこの棟に住むのかドキドキでしたが、ハウス制度導入後は3年間または4年間同じハウスということが決まっている為ドキドキ感が失われてしまいました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回のブログでは昨年度からの新ハウス制度についてご紹介させてもらいました。
個人的には新しいハウス制度はこれまでには感じられなかったハウスの一体感を感じる瞬間が多く、非常に楽しく、過ごしやすかったです。さらに、3年間または4年間同じ屋根の下で過ごす為、これまで以上に同級生や後輩と仲良くなれました!
この学院にしかない高校生活を皆さんも是非味わってください!
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