最近の慶應義塾ニューヨーク学院について 〜学院説明会を受けて〜

みなさんこんにちは。
ニューヨーク予備校 塾長の坂井です。

12月18日(土) に慶應義塾ニューヨーク学院主催の学院説明会が実施されました。
本説明会に参加されていない方もいらっしゃるかと思うため、本日は説明会の内容を踏まえ、
最近の慶應義塾ニューヨーク学院についてご紹介させていただきます。

全体の所感

私は毎回慶應義塾ニューヨーク学院の説明会に参加していますが、今回の説明会は以前に比べ質が非常に高いというように感じました。

現時点で学院のトップである土屋学院長代理兼常任理事がわざわざ登壇され、学院の今後の方針について説明されたり、
学院のよいところだけを切り取ったような動画を公開するのではなく、教職員の方や卒業生・在校生が登壇し、
学院の良い点・改善すべき点について言及されていたのは非常に好感が持てると卒業生ながら聞いていて感じておりました。

本説明会に参加された方は保護者の方も受験生本人も学院に同じような印象を持っていただけたのではないでしょうか。
残念ながら、おそらく次回の説明会実施は半年後の開催となるかと思いますが、もし機会があれば皆様にご参加いただければと思います。

※学院の説明会に参加するためには学院HPより事前申し込みをした上で参加いただく必要があります。
参加をご希望の方には、コンスタントに学院HPの「学院説明会」の案内をチェックしていただくことをお勧めします。
https://www.keio.edu/japanese/admissions/school-information-sessions

新学院長の就任

先日の説明会で初めて公開されましたが、来年1月1日より慶應義塾大学の名誉教授である巽孝之氏が新学院長として就任されることになったようです。

2021年8月に前任のラルフ・タウンゼンド氏が退任され、いままでは土屋元総合政策学部学部長が慶應義塾ニューヨーク学院の学院長代理を務められていました。
今後、慶應義塾ニューヨーク学院の学院長を務められる巽孝之氏ですが、学院側が太鼓判を押して就任が確定したそうです。

文学の研究者らしく、特にSFがお好きであるということを今回の説明会で知った際には「クリエイティブな方が学院長とは良いな」と考えておりました。

さて、学院長が変わると学校の方針が変わってしまうのではないかと懸念される方も多いのではないでしょうか。
特に、試験の内容が変わってしまうかなど、心配される方は非常に多いかと思います。しかし、そのご心配は無用です。

本説明会の際、上記を問うような質問が参加者からありました。
学院の解答は、ラルフ・タウンゼンド氏が作り上げたいまの学院には感謝しているとのことで、カリキュラムや受験に関する大幅な方針転換はないとのことでした。
当塾でも引き続き、最近の受験傾向をもとに受験生の受験対策をサポートさせていただきます。

巽孝之氏について
https://k-ris.keio.ac.jp/html/100000213_ja.html

慶應義塾ニューヨーク学院が教育する文化について

慶應義塾ニューヨーク学院を以前より目指されている方には「バイリンガル・バイカルチャル教育」というフレーズは聞き覚えのあるものかと思います。

一方で今回の説明会で強調されたのは、バイカルチャルではなく、トライカルチャルでした。
いままで学院はアメリカと日本の文化を同時に学ぶことができる学院として紹介を続けてきましたが、この2つの要素に加え、「慶應カルチャー」を習得できる学校として学院を紹介していました。

今後はアメリカと日本の文化だけではなく「独立自尊」「半学半教」を中心としたより慶應らしさのある学校へと進化していくのかもしれません。

これからも、ニューヨーク予備校では慶應義塾ニューヨーク学院に関する最新情報を皆様にお届けしてまいります。
今回説明会に参加することができなかったが、最近の学院について知りたいという方につきましては、ぜひ当塾にお問合せください。

お問い合わせ

また、12月26日には当塾主催のオンライン説明会も実施予定です。
1時間ほどでお気軽にご参加いただける会ですので、奮ってお申し込みください。

説明会申込

ニューヨーク予備校
お電話でのお問い合わせはこちらへ
03-6240-2902
9:0018:00(平日のみ)

慶應ニューヨーク学院についてカテゴリの最新記事