こんにちは、NY予備校の竹川です！

今回は、慶應義塾ニューヨーク学院のピアチューター制度について説明します。

ピアチューターとは

ピアチューター制度は、福沢諭吉先生の思想である『半学半教』に基づいたニューヨーク学院のボランティア活動です。生徒自らが学んだことを後輩や同学年の子たちに教え、互いに学び合うことを目標としています。20年以上の歴史を持ち、ニューヨーク学院の一つの特徴でもあります。

生徒は、授業や宿題で分からないことがあれば、学校内に設置されたQRコードを通じてピアチューターに依頼することができます。それぞれの生徒の悩みやニーズに応じてチューターが対応してくれるので、初めて英語で授業を受ける生徒や特定の科目に自信がない生徒でも安心して学ぶことができます。また、試験前の週末には、同じ科目に複数の依頼が集まることが多く、ピアチューターの先輩が補習授業を行うこともあります。

半学半教の思想について

『半学半教』とは、教える側と学ぶ側が別々ではなく、互いに教え、学び合い、そして啓発し合うことでより深く学び、お互いを高め合うことを意味します。ニューヨーク学院では、この教えに基づいてピアチューター活動が行われています。
出典：https://www.keio.ac.jp/ja/about/history/encyclopedia/16.html

ピアチューターになるためには

ピアチューターになることができるのは、11年生と12年生（シニアの生徒）です。10年生までの成績と、1人の先生または寮監からの推薦状が必要です。その後、カウンセラーデパートメントによる成績と推薦状の審査を受け、通過すればピアチューターとして活動することができます。

いかがでしたか？
今回は、慶應義塾ニューヨーク学院の大きな特徴であるピアチューター制度について解説しました。次回のブログもぜひチェックしてください。

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