皆様こんにちは。NY予備校の竹川です。
今回は、慶應義塾ニューヨーク学院が提供する、特色ある教育プログラムの一つ「シアターデイ」について、その魅力と教育的意義をご紹介いたします。
◆「シアターデイ」とは? —–– 生きた英語と文化を学ぶ校外学習
「シアターデイ」は、生徒たちがキャンパスを離れ、マンハッタンのブロードウェイでミュージカルを鑑賞する年に一度の校外学習です。
書物や映像から学ぶだけでなく、世界最高峰の舞台芸術に生で触れることで、生徒たちは芸術への感性を磨くとともに、アメリカの文化や歴史、そしてなによりも”生きた英語”を肌で感じることができます。先日は3年ぶりに本イベントが再開され、歴史的ミュージカル『ハミルトン』を鑑賞したとのことです。
◆学びは劇場へ向かう道中から
当日は、引率の教員のもと、安全なツアーバスでマンハッタンへと向かいます。 一見、遠足のように思われるかもしれませんが、この移動時間も生徒たちにとっては貴重な交流の場です。バスの中で行われるレクリエーションを通じて、学年を超えた一体感を育み、コミュニケーション能力を養います。
◆より深い鑑賞体験のために —–– 事前学習の重要性
ブロードウェイミュージカルを真に楽しむためには、作品の背景理解が不可欠です。『ライオンキング』や『オペラ座の怪人』といった著名な作品も、その根底には日本とは異なる文化的・宗教的背景が存在します。
学院では、こうした異文化理解の重要性も指導しており、生徒たちが鑑賞前に作品について自ら調べ、学ぶことを推奨しています。この「予習」という主体的な学びのプロセスを経て鑑賞することで、エンターテイメントとしての楽しみが、より深い教養と学びへと昇華されるのです。
ご家族でニューヨークへお越しの際には、ぜひ生徒たちと同じように、少し予習をしてからブロードウェイの劇場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと、お子様が学院で得ている学びの深さを実感していただけることと存じます。
「シアターデイ」は、単なる観劇イベントではなく、知的好奇心を刺激し、国際的な視野を広げるための、まさに慶應義塾ニューヨーク学院ならではの教育プログラムと言えるでしょう。
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