みなさんこんにちは!
NY予備校の竹川です。
ピアチューターって何?
慶應義塾ニューヨーク学院のピアチューター制度は、福澤諭吉の掲げた「半学半教」の精神をカタチにしたボランティア活動だ。学んだことを後輩や同級生へ還元し、教える側と学ぶ側が相互に高め合う──そんな学習コミュニティが20年以上受け継がれている。
仕組みと使い方
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応募はQRコードで一瞬
校内の掲示板や教室に貼られたQRコードからフォームを開き、「科目」「困っている内容」を入力して送信するだけ。 -
個別ニーズにマッチング
申請内容はチューター担当に届き、学習状況やレベルに合った先輩が担当してくれる。英語での授業が初めてでも心配無用だ。 -
試験前はグループ補習も
テスト直前の週末は問い合わせが集中するため、同じ科目をまとめて対策する“ミニ講義”が開催されることも多い。
「半学半教」のエッセンス
教えながら学び、学びながら教える。
教える側は説明する過程で理解が深まり、教わる側は質問を重ねて疑問点をクリアにする。両者の役割が流動的に入れ替わることで、知識が循環し、学習効果が加速する──これが半学半教の核心だ。
チューターになるには?
条件 | 詳細 |
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対象学年 | 11年生・12年生 |
成績 | 10年生までの累積GPAが一定基準以上 |
推薦状 | 教員または寮監から1通 |
選考 | カウンセラー部門が成績と推薦状を審査 |
審査に通過すれば晴れてピアチューターとして登録され、学内で後輩サポートに汗を流すことになる。
チューター経験者の声
「教えるたびに自分の理解がアップデートされる」
「大学のTA(ティーチングアシスタント)に近い経験が高校でできるのは貴重」
リーダーシップや説明力が鍛えられるうえ、ボランティア実績として大学出願書類に書ける点も魅力だ。
いかがでしたか。
今回は慶應義塾ニューヨーク学院のピアチューター制度について紹介した。
次回のブログもお楽しみに!