慶應ニューヨークの塾内進学システムについて紹介!

こんにちは、ニューヨーク予備校です。

先月、2023年度の卒業式が対面で執り行われおよそ80名の生徒が9月または来年の3月から慶應義塾大学に進学することになります。そこで在校生の皆さんやこれからニューヨーク学院を目指す生徒が気になるであろう塾内進学(推薦試験)について2022年度のデータを基に紹介します。

 

 

※ 重要 ※

あくまでこのページの情報は2022年度卒業時のものとなっているので変更される可能性があります。

 

大学進学

一般的な大学入試とは異なり、慶應義塾ニューヨーク学院は慶應義塾大学の付属校であるため受験をすることなく独自の推薦ポイント(後ほど説明します)を基に卒業年度一度に限り学院長から慶應義塾大学への推薦を受けることができます。(大学入学前に1年間留学したり、ワーキングホリデーなどで入学を遅らせた場合は推薦を受けることはできません。)9割以上の生徒は慶應義塾大学に進学しますが、アメリカの大学への進学サポートも充実していて学院生活を通じて自分の目標を定め進路を決めることが出来ます。

 

慶應義塾大学進学のシステム

① 学部の決定方法

POINTS
Academic Record 10th Grade 25
11th Grade 35
12th Grade 50
TOEFL & SMP Speech 15 (13+2)
Non-Academic Record Attendance Record 10 (5+5)
Extra-Curricular Activities 15
Total 150 Points
  • Academic Record:
    • 学年末のGPAを換算し推薦ポイントを計算します。
    • TOEFL & SMP Speech: ITP、 ホームエディション含めどのタイプのテストであったとしても推薦ポイント13点を上限にTOEFLのスコアを換算します。また、SMP Speechは12年生のSMPのスコアが15点以上であれば1点、18点以上であれば2点の推薦ポイントを獲得することができます。
  • Non-Academic Record:
    • Attendance Record: 11年、12年の出席率を基に推薦ポイントを獲得。(皆勤に近ければ近いほど高得点となり、各学年5点が上限となっています。)
    • Extra-Curricular Activities: 生徒会活動やハウスキャプテンなど成績以外の学校生活全般に対して基準を設けて評価されます。(年度によって割り振りは異なります。)

そして、これらの推薦ポイントを合計し、ポイントの合計が高い生徒から順番に推薦される学部が決定します。志望学部の推薦人数が上限に達している場合は順次下位の志望学部に推薦されます。

 

例)

生徒 推薦ポイント 第1希望 第2希望 第3希望
A 130 環境情報 法・政 ・・・
B 99 理工 法・政 ・・・
C 100 法・法 法・政 ・・・
D 95 経A 経B ・・・
E 103 総合政策 法・法 ・・・

⇒ 結果
ポイントの高い順に並べると、A-E-C-B-Dとなります。

 

生徒 推薦学部
A 医学部 第一希望通り医学部に。
B 理工学部 第一希望通り理工学部に。
C 法学部・法 第一希望通り法学部法律学科に。
D 経済学部・A 第一希望は医学部ですが、すでに上限の2枠が埋まっているため第二希望の経済学部Aに。
E 医学部 第一希望通り医学部に。

あくまで推薦ポイントの点数順に決められるので『自分が本当に行きたい学部を希望順に調査票に書く』ことをおすすめします。

 

【直近3年の各学部への進学実績】

進学先 2019-2020 2020-2021 2021-2022
文学部 9 10 4
経済学部 18 22 22
法学部・法 10 10 10
法学部・政 10 10 10
商学部 15 15 15
医学部 2 2 2
理工学部 6 4 5
総合政策学部 14 12 15
環境情報学部 14 6 5
看護医療学部 1 2 1
薬学部 0 1 0

 

となっています。各学部の上限人数は現在公表されていません。

いかがでしたか。

 

今回は慶應義塾ニューヨーク学院卒業生の進学学部について紹介しました。ニューヨーク予備校では大学進学についてのカウンセリングなども行っています。ぜひ下記のフォームからお気軽にお問い合わせください。

 

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