前回はやってはいけない勉強方法について話させていただきました。
実際にそのブログを見て「じゃあ、どうやって勉強すればいいんだ!」と思った方も多いでしょう。
そこで、今回のブログでは科学的に効果のある勉強法について話させていただきたいと思います。
実はすでに、効果の高い勉強法にはある1つの特徴があることが科学的に証明されています。
その特徴は、自ら積極的に頭を使う「アクティブラーニング」です。
今回は実例を通して、どのようにアクティブラーニングを普段の勉強に取り入れていくかを紹介していきます!
細かいクイズ化
アクティブラーニングを行える最初の勉強法は細かいクイズ化です。
ここでのクイズ化はただ問題を解くのではなく、覚えたい情報を見つけるたびに思い出すミニテストのような方法です。
1.参考書の覚えたい部分を1ページ読む
2.本を閉じる
3.閉じた部分に何が書いてあったかを思い出す
上記のステップを覚えたい情報があるたびに行うと、単にテキストを読む勉強法と比べて50〜70%も記憶の定着が上がるというデータがあります。
一見簡単に答えられそうですが、私たちの記憶力は思っているより曖昧なのです。
細かいクイズ化で意図的に脳を想起させることで効率のよい勉強が行えるのです。
チャンク化
科学的に効果のあるもう一つの勉強方がチャンク化です。
チャンク化というのはバラバラな情報から共通点を見出し、グループにまとめて覚える勉強法です。
実際に人間は、普段の生活の中でチャンク化を無意識に使っています。その代表例が電話番号の記憶です。
電話番号というのはランダムな数字の羅列ですが、我々はハイフンなどを使って3ー4ー4のグループ分けて記憶し易くしています。
このような我々が普段から使っている記憶方は、勉強にも活かせるのです。
たとえば、英単語をトピックごとにまとめて覚える、数学の公式はその証明や解法とセットで覚える、歴史上の人物を一番偉い人物でグルーピングするなど区切りのない情報に自分なりの枠組みを定めることで、頭に残り易くなるのです。
他人に教える
科学的に効果のある最後の勉強法は自分が学んだことを他人に説明することです。
他人にうまく説明するには、自分がしっかりと内容を理解しなければなりません。
また、相手にうまく伝えなければいけないというプレッシャーから勉強へのモチベーションが上がります。
我々は人に何かを説明するとなると、脳が反射的に問題のポイントを探し、整理しはじめます。
このような学習姿勢が自然とアクティブラーニングを呼び起こしてくれるのです。
また、こどもでもわかるように説明することを心がけるとさらに理解力が向上します!
いかがでしたでしょうか。
今回は科学的に効果のある勉強法について話させていただきました。
今後も、慶應義塾ニューヨーク学院の受験をするにあたって役に立つ勉強内容や方法についてさらにご紹介していきたいと思います。
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