こんにちは、ニューヨーク予備校の齋藤です。
2021年度最後の春AO入試が終わり、生徒は2022年度秋AOに向けて本格的に動き始めています。
学院合格に必要な要素はたくさんありますが、今の段階で準備してもらいたいのが資格です。
そこで今回のブログでは英検合格の秘訣についてお話しさせていただきたいと思います。
英検の必要性
英検はAO受験において、一次審査の内容である書類審査で大きく影響してきます。
学院側が生徒に求めているものとして学業成績や課外活動などがありますが、中でも英語力は極めて重要な要素です。
英語による授業がほとんどであるNY学院では、極めて高い英語力を要求され、レベル感で言えば英検準二級から二級ほどの実力は求められます。
そのため、英検を取ることで一次審査の通過率も上がり、英検を通して英語を勉強することで2次試験の筆記試験でも大きく力を発揮することができます。
具体的な対策方法
ここから具体的な勉強法について話していきますが、まず初めに言いたいのが過去問などをただがむしゃらに解くことだけは絶対にやめましょう!
しっかりと目的を持って効率的な勉強を心がけるようにしましょう。
それでは英検の出題される問題の分野ごとの対策法は以下となります。
リーディング(単語&長文読解)
- 単語帳+読解練習の文章を用いて単語の暗記に努める
英検二級ともなれば5000単語ほどを覚える必要性が出てきます。
そのため単語帳から覚えるだけでなく、実際の長文などで出てきた単語なども訳しながら一緒に覚えるよう意識しましょう。
こうすることでペース良く単語を多く吸収することができます。 - 長文読解に慣れる
長文読解ではかなりの文量で社会性を伴った内容の文章が出されるため、素早く話の流れを掴む必要があります。
慣れないうちは、まず単語を調べた上で文章を完璧に理解し、流れを正確に捉えることを意識しながら読みましょう。
→単語がわかれば文章を読み解くことができるという基盤を身につけましょう
慣れてきたら、次は単語を調べずに文章の大枠を捉えることができるよう練習しましょう。
→この段階で読解力、及びわからない単語の推測力を養いましょう - 時間を測って読む
ある程度文章が読めるようになったら、本番に備えて時間を意識して解く練習をしましょう。
本番では時間は決められているため、正確かつスピーディーに文章を読み解く練習をしておく必要があります。
ライティング(英作文):
- 考え方を養う
ライティングではお題に対して答え及び、その理由が複数求められます。
しかし、英検のお題は級が上がるごとに社会的な問題が出題される傾向にあるため、練習の段階からさまざまな問題に対してどのように考えることができるかなど思考の練習が必要となります。
そのため日頃から、社会的な問題に対して自分なりの意見を持つようにしましょう。 - 定型文を自分の中で作る
ライティングでは単なる英語力だけでなく、作文としての構成力も問われます。
そこで、書き方の大枠として結論―理由①―根拠①―理由②―根拠②―結論の形で書くことを心がけましょう。
リスニング:
- シャドーイング
リスニングの練習で最も有効であると言われているのがシャドーイングです。
シャドーイングとは音源の発した英文をその後を辿る形で自分も発音することで耳を鳴らしていく練習法です。
自分の口で発せない単語はもちろん聞き分けることはできません。
そのため、発音のできない単語をなくすことで、必然的に耳が聞こえるようになっていきます。 - 再生速度を上げる
さらに、再生速度を上げて耳を鳴らすことで、本番の音源をゆっくりなものに感じることができ余裕を持って問題に望むことができます。
スピーキング:
- 文章を読み上げる練習
スピーキングに関しては、リスニングとライティングの練習がスピーキングの土台となっています。
そこで、特に必要な練習といえば発音の練習です。面接では文章を読み上げたり、設問に対して口頭で意見を求められます。
そのため、発音よく文章を読んだり、発言できたりするように長文読解の練習に加えて文章を口頭で読むようにし英語を発することに慣れておきましょう。
これらの分野ごとの練習をすることで確実に英検合格は近づいてくるはずです。
以上が英検対策方法です。
今後のブログでも勉強に役立つようなアドバイスをさらに載せていきたいと思っています。
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