慶應義塾ニューヨーク学院の入試対策!英文法の勉強法について

皆さん、こんにちは!
講師の櫻井です。

英文法は教科書に書いてあることを暗記しても、使いこなせなければ意味がありません。
現に、慶應義塾ニューヨーク学院の入試では本当の英語力が問われるため、学んだことをアウトプットできるだけの能力がなければ合格することはできません。
しかし、まずは焦らず教科書を読みましょう。
その後、得た知識を使って文章を書くことが重要です。

実際に不定冠詞と定冠詞の違いを例にしてみます。

まずは教科書を読む

不定冠詞は名詞が不特定のものにつきます。
定冠詞は名詞が特定(聞き手が特定できるもの)のものにつきます。

例えば、学校に筆箱を忘れたあなたは友人に
“Can I borrow a pencil?”と聞くでしょう。
“Can I borrow the pencil?”とはなりません。

なぜなら、あなたは特定の鉛筆を貸して欲しいわけではないからです。

状況を変えてみます。
あなたは友人にいつも借りているお馴染みの鉛筆があるとしましょう。
この場合は
“Can I borrow the pencil?”=「あの鉛筆を貸してくれないかい?」となります。

アウトプット練習

次に、実際に冠詞を使って文章を書いてみましょう。
内容は「今日あったこと」「趣味について」「将来の夢」…なんでも大丈夫です。
難しい場合は、英検準2級〜2級のエッセイのお題などを調べて書いてみると良いでしょう。

以下は「桃太郎」の冒頭部分の英訳です!

Once upon a time, there was an old couple living in a small village.
One day, the old couple found a huge peach.
They brought back the peach and cut it up to share.
Surprisingly, a healthy baby came out of the peach.
The baby was named Momotaro.

初登場のものは、読み手にとって不特定のものばかりなので不定冠詞が用いられていますが、
既に登場したものにはそれ以降は定冠詞が用いられています。
(3度目の登場以降は代名詞で省略されています)

勉強は決して暗記することではありません。
きちんとアウトプットを意識して練習しましょう!

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