こんにちは、ニューヨーク予備校講師の眞下です。
前回のブログでは、新たに入試問題に追加された英語エッセイについてご紹介させて頂きました。
詳しい内容はこちらから↓
https://nyyobiko.com/2021/12/post-5339/
https://nyyobiko.com/2021/12/post-5291/
今回のブログでは知っておきたい!英語エッセイの書き方【結論編】を紹介していきたいと思います。
結論とは、今まで書いてきた部分を簡潔にまとめる総括のような部分です。
したがって、結論がうまく書けていないとエッセイにまとまりがなくなってしまいます。
これから紹介する結論の書き方を参考にすることで、
最後まで読者を惹きつけるようなエッセイを書けるようにしていきましょう!
結論の構成
慶應義塾ニューヨーク学院の入試対策として、英語エッセイ結論の構成は
2. Filling
3. Hook
で書きましょう。
このように、結論の構成は以前紹介した序論の構成と真逆になっています。
序論はHook→Thesisにかけて文章が具体化する流れになっていましたが、
結論ではThesis→Hookにかけて文章が抽象化するのです!
では、それぞれがどのような役目を果たしているのかを見ていきましょう!
Thesis
結論のThesisとは、自分が主張した意見を読者のために振り返る部分です。
例えば今まで扱ってきた
(リーダーに必要な二つの要素はなんですか?)
というお題に対して
というThesisを序論を展開したのならば、
のような、序論で述べた主張を少し言い換えた文章を結論の最初に書きましょう。
また、“In conclusion”や “For these reasons”などを文頭におくと、
主張が振り返られてるのが明確になるのでおすすめです!
Filling
次に結論のFillingとは、Thesisで述べた主張を抽象化するところです。
例えば、先ほどのThesisに新しいFillingを付け加えると
のようになります。
上記のFillingのように、Thesisで述べられた主張を一般化することで、
その後に書くHookが綺麗にまとまりやすくなります。
ただし、序論で書いたFillingと同じ事故とを書かないように注意しましょう!
Hook
最後に、結論におけるHookとはエッセイ全体を一般論でまとめる部分です。
トピックに対しての今後の展望や、現状分析などでエッセイを綺麗にまとめる役割を担っています。
例えば、最後のHookを付け加えることで結論は
のような簡潔な結論になります。
序論でのHookは導入なのに対して、結論でのHookはまとめになります。
このThesisからHookにかけて文章が抽象化する流れをぜひ覚えてみてください!
いかがでしたでしょうか。
今回は英語エッセイの書き方【結論編】ついて話させていただきました。
今後も、慶應義塾ニューヨーク学院の受験をするにあたって役に立つ勉強内容や
方法についてさらにご紹介していきたいと思います。
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