慶應義塾ニューヨーク学院の受験生必見!年齢に関する問題でよくあるミス

皆さんこんにちは!講師の櫻井です。
今回は9月の数学模試の問題をご紹介しつつ、年齢に関する問題でよくあるミスについてご紹介します。

問題

Aさんが26才のときに、Bさんは2才である。Aさんの年齢がBさんの年齢の7倍になるときは何年後になるか。

解説

Aさん・・・26才
Bさん・・・2才

Aさんの年齢がBさんの年齢の7倍になるのが、x年後とすると

Aさんの年齢は・・・(26 + x)才で、これがBさんの7倍だから…「(26 + x) = 7x」

これは間違いです。

年齢に関する問題はかなりメジャーですが、多くの人が見落としてしまうポイントがあります。
それは2人とも同じだけ歳を重ねているという事です。

26才のAさんはx年後、(26 + x)才
2才のBさんはx年後、(2 + x)才
というように、AさんにとってもBさんにとっても、x年後はx年後なのだから、両方にxを足さなくてはなりません。
当たり前じゃないかと思う方もいるかもしれませんが、Aさんの方にだけxを足して、Bさんにはxを足さないという基本的なミスをする人が結構います。

ポイント

そのため、年齢に関する問題では、以下のように現在の年齢とx年後の年齢を必ず書き出すようにしましょう。

現在:           x年後
Aさん・・・26才      Aさん・・・(26 + x)才
Bさん・・・2才       Bさん・・・(2 + x)才

(26 + x) = 7(2 + x)
x=2

答え:2年後

いかがでしたか。
今回は年齢に関する問題でよくあるミスについてご紹介しました!
今後も是非、ブログチェックしてください!

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